僕の天使 ~君が教えてくれた恋心~


そして、

「天使みたい……」

そんなことを言った。


「え?」


予想していなかった言葉に、僕は思わず聞き返す。


すると、彼女は慌てたように、

「ごっ、ごめんなさい…!
あの、あなたの、その銀色の髪が、凄く綺麗で、天使みたいだなって思って、…ってそうじゃなくて!
本当にっ、ごめんなさい!
私、失礼なことっ……」

と謝ってきた。

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