僕の天使 ~君が教えてくれた恋心~


「天使みたい……」


口をついて出たのは、そんな言葉。


「え?」


「あっ…」


私、いまっ……!


驚いた顔の彼を認識した途端、私の顔は赤く染まっていく。


「ごっ、ごめんなさい…!
あの、あなたの、その銀色の髪が、凄く綺麗で、天使みたいだなって思って、…ってそうじゃなくて!
本当にっ、ごめんなさい!
私、失礼なことっ……」

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