暗闇の中の少女
『私が可愛いとか絶対有り得ないよ』



「…これは…無自覚ってやつかな」



はぁ…っとため息をつく彼女



何気に失礼だと思う



『えっと…何さんだっけ…?』



今更すぎるなって思いながらも名前を聞く



「私?私は宮城夏。夏って呼んで?」



『夏。採寸ありがと。』



「ううん!」



『じゃぁ』



空き教室を出ようとドアの方へ歩いていると



「ま、待ってっ!」



夏の声によって止められた



『なに?』


そう言いながら後ろを振り向くとなにやらもじもじしている夏



さっきまでズバズバ言っていた夏はどこ行ったって感じだ



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