暗闇の中の少女
夏には名字じゃなくて名前を呼んでほしいって思った



『私は…優しくなんかないよ…』



だって…七海に追い出された時なんであの子の言葉信じるんだって白龍の人達責めたし……。



でも…私の存在が七海に負けてたってだけの話…



「……あーもう!」



いきなり大きな声を出したと思ったら私に抱きついてきた夏



『え?』



「もー、どうして麗美は自分ばっかり責めるの?お兄ちゃんが言ってた通り自分を責め過ぎてるって」



『え?お兄ちゃん?』



「……あ…」



明らかにまずいって表情になった夏は…



「今の話は聞かなかった事にしてっ!どの道もうすぐわかる事だからっ!」




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