「先輩、甘えるってなんですか?」
実乃里からは赤と茶色のチェック柄のマフラー。



すっごい可愛かった。




実乃里も私のプレゼントを気に入ってくれて良かった。





2人でわいわいプレゼントを見ていると、鳳駕がお風呂から上がってきた。




髪が少し濡れている所とか、髪から水滴が落ちているのとか、つい見てしまう。




「なに、二人で交換してんの?」




「うん!あー、楽しかったなー!でも、これからだよ!!お楽しみは!!」




そう言って借りてきたDVDを見せる実乃里。




「・・・・・実乃里、これどういう事?私が選んだやつ一個もないんだけど。」




「だってー、こっちの方が面白そうじゃん!!」




全部ホラー映画ってどういう事よ!!




「クリスマスなんだからそれっぽいのにしてよー!」




「まぁまぁ沙代ちゃん。私がついてますからねー。」




赤ちゃんをあやすみたいに言いながら私の隣に座った。




「そうだよー。お兄様が助けて差し上げましょうか?」




つられて鳳駕も私をバカにする。




両側をきっちり挟められて逃げ場がない。




「じゃあ、セットしましたー!」





映画が始まって、結局私だけが怖がるパターン。




いつもと変わらないけど、たった一つ違うのは鳳駕が触れたところがくすぐったくて。




でも、嫌じゃないってこと。




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