「先輩、甘えるってなんですか?」
どうして私にくれたのかは分からないけど嬉しい。




「ありがとう。大切にするね。」




「あぁ。・・・・はぁー、もう少し沙代が敏感だったらなー。」




そう言って部屋を出ていく鳳駕。





「え?どういう事?」





「まぁ、そのうち気づくよ。鈍感ちゃん。」




「えー?どういう事?」




私はネックレスを持ってリビングに降りた。




そして、もらったネックレスを首につける。




「良いんじゃない?似合ってるよ。」




それだけ言ってお風呂に入りに行った鳳駕。




・・・・・・・今の、絶対反則。




そんなこと言われたら、誰だって嬉しくなるに決まってる。




私はその場に固まって、そっとネックレスを握る。




顔の熱が収まってから私はその場から離れた。




「沙代ー?どこいたの?」




キッチンから実乃里が顔を出した。





「あっ、・・・・・・・鳳駕にプレゼント渡してきた。」




「本当!?どうだった!?」




「うん。受け取ってくれた。」




「そっかー!良かったじゃん!!・・・ん?何そのネックレス。」





実乃里が私の首元に気づいた。




「これなんかね、鳳駕からもらったの。」




「へーー。・・・ふっ、やっぱりそうなんじゃん。」




「ん?何が?」




「なんでもなーい。あっ、これ私からね?」




そう言ってプレゼントを差し出す実乃里。




私もプレゼントを持ってきて実乃里に渡す。




「「ありがとう!」」




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