「先輩、甘えるってなんですか?」
「ねぇねぇ、どっちがヤバイ顔だった?」




「えー、あははっ!マジで2人ともヤバイから!!でも今日は沙代の方がやばかった!!」




「やったーー!!勝った勝ったー!」




「あー、今日負けたー。でも確かに、ふふっ、沙代の顔ヤバかった!!」




私の隣に鳳駕が座ってまだ爆笑している。




女の人はいつの間にかいなくなっていた。




「お兄ちゃんあの人嫌いなんでしょ?凄い苦笑いだったよ?」




「あー、あの人しつこいからね。」




「でもあの人鳳駕のこと好きそうだったね。」




「まぁー、・・・・・何回か告白されてるんだけど、あの人計算高くて嫌なんだよねー。断ってるのにしつこいタイプ。」




意外とそういうところ見てるんだなー。





好きになられたら誰でもいいのかなーって思ってたけど。



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