いじめ狩り
中傷
女の子同士の話は、無防備だ。つい胸の話になったとき、誰かが 玲子の貧乳をバカにし始めたのだ。 「玲子 本当は巨乳なんだよ。。。」ともだちをバカにされたわたしは つい そう云っちゃったのだ。 「え?何で知ってるの。。。。」 答えに窮するわたしは追い詰められ、困ったわたしを見兼ねた玲子が 涙ながらに訴え始めたのだ。 わたしが調子こくと、いつもこうだ。 いつも 余計なひとことで 人を傷つけてしまう。  ともだちにさえ、自分の気持ちと裏腹 傷つけてしまうのだ。わたしは今、 一番大事な人を 傷つけてしまったのだ。
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