HARUKA~愛~
文化祭2日目。
人の数は倍に増え、昨日よりさらに盛り上がっている。
近所の小中学生、他校の高校生、親、かわいい孫の晴れ姿を見たい祖父母など実に様々な人達がひしめき合っている。
私は昨日の分を取り戻すべく、自分のポジションにつくと黙々とスイーツ作りに没頭した。
今日もまたヤツは張り切って制服を身に付け、ヤツなりに必死に接客をこなし、もちろんクラスの太陽とプリンセスも制服を完璧に着こなし、最高のおもてなしをしていた。
輝かしい彼らの裏で働く、いつ姿を現し、輝けるのか検討のつかない、というより燃え尽きて、この世界で言うところの“死”を迎えた星のような私…。
朝から私の体は鉛のようにずっしりと重かった。
人の数は倍に増え、昨日よりさらに盛り上がっている。
近所の小中学生、他校の高校生、親、かわいい孫の晴れ姿を見たい祖父母など実に様々な人達がひしめき合っている。
私は昨日の分を取り戻すべく、自分のポジションにつくと黙々とスイーツ作りに没頭した。
今日もまたヤツは張り切って制服を身に付け、ヤツなりに必死に接客をこなし、もちろんクラスの太陽とプリンセスも制服を完璧に着こなし、最高のおもてなしをしていた。
輝かしい彼らの裏で働く、いつ姿を現し、輝けるのか検討のつかない、というより燃え尽きて、この世界で言うところの“死”を迎えた星のような私…。
朝から私の体は鉛のようにずっしりと重かった。