1日10分、俺とハグをしよう


慌てて志摩くんから離れる



…っ無意識でも、泉と重ねるのは、失礼でしょうがっ、私!!





「っごめん!私帰るっ…

ここまでわざわざありがとう!」





志摩くんの返事も聞かずに、私は雨の中を走った






「……何してんの、俺…」






志摩くんがこう呟いてるのも知らないまま。






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