狂愛社長に溺愛されてます
「熱樹さん!?」


「ん?」



キスをしておいて普通にしてる熱樹さんにイラっとする。

熱樹さんにとってはキスなんてどうでもいいことなのかもしれない。
そりゃあ初めてとかじゃないけどあたしはどうでもいいとは思えない。



「どうしてキスなんか……」


「したかったから」


「……そんな普通にいわないでくださいよ」



熱樹さんはたくさん遊んできたんだろう。
でも、あたしはその遊んできた女の子たちとは違う。



「拒否権ないって言ったでしょ?」


「うっ……」



ここでも発揮される。
〝拒否権はない〟



「いつになったら俺のことを好きって言ってくれるのかな?」


「……好きですよ」


「ウソだね」



ふっと笑う熱樹さん。


たしかにウソだ。
手錠から逃れたくてついたウソ。



「まぁ、今はその言葉で許してあげようか」



ベッドの隣にあるテーブルの上から金色のものを手に取る。

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