【完】愛して...

「わかったよぉ。椿さん達はぁ?食べていきますぅ?」

私の頭を撫でながら、椿達にきく雫。

「んー。お邪魔させてもらいますわ。」

「そうだな。よろしく。」

「わかりましたぁ。」

雫は二人の返事を聞いたあと、リビングへと向かった。

「みぃ?触っても大丈夫?」

依が遠慮がちに聞いてくる。


「...尻尾と、耳。猫の性感帯。」

奏の言うとおりだ。
尻尾と耳を触られると反応してしまう。

「そうなのか?みぃ。」

『.....コクン』

夜の問いかけに頷く。

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