【完】愛して...

暫くすると、夜と尊が入ってきた。

浴室に足を踏み入れた瞬間、顔を歪ませ身震いをした尊。

どうしたんだ?

そう思い、尊を見ているとシャワーを浴びた瞬間そこから飛び退いた尊。

なんだ?

尊の行動に戸惑いを隠せないでいる夜。
すると、椿さんと翼さんが浴室に入ってきた。

椿さん曰く、尊はお風呂が嫌いな猫になったのだと言う。

尊は奏ほどではないが、お風呂は好きな方だ。
これから1ヶ月こうなると思うとかわいそうだな。

なんて他人事のように考えていると洗い終わった椿さんと翼さんが端にある浴槽に浸かる。

< 364 / 383 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop