【完】愛して...
椿さんが瓶を振り回したことにより、中に入っていた酒が、俺らに満遍なくかかる。
双子達は、椿さんの近くに居たため特にかかっていた。
俺らの顔、体を滴り落ちていく酒。
「おい、椿。死ぬか?」
翼さんは椿さんから近いとはいえ、降りかかった酒をよけていた。
さすが翼さんだ。
しかし、少し浴びてしまったらしく怒りを隠さずに静かにぶつける翼さん。
「アハッ!翼君怒らんといてな!」
そんな翼さんに反省してない態度で話す椿さん。
怖いもの知らずだ。