嫌いなアイツとの恋愛のやり方
「そうだな… あと強いて言うならば、 ご飯食べた後にここで膝枕でもして寝れたら嬉しいんだけどな〜 」

そう言って彼は私の隣に座ったかと思えば身体を器用に横に倒した。

ちょうど私の膝の上に彼の頭が収まる形になる。

「ちょっ… ちょっと!? 何してるのよ!?」

「お願い。 もう少しだけこのままで…… ね?」

彼が私の顔を覗き込むように、そう発した。

その顔が少しだけ疲れているのにようにも感じ取れたからなのか、それ以上は何も言えなくなってしまった。

それを汲み取ったかのように、彼は静かに目を閉じた。
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