嫌いなアイツとの恋愛のやり方
「私はブサイクでも優しい人がいいです」

「えー? それ本当に? ちょっとくらいはイケメンがいいでしょ?」

「……そりゃ 許容範囲はありますけど」

昨日で私は学んだ。

そう。もう一目惚れは懲り懲りだ。

あんな人を上から見下すような人なんて、仮に一緒にいても楽しいはずがない。

まっ、どうせ部署も違うし今までだって話す機会はなかった訳だし?

同期会でも今後も話す事なんてないだろう。


____なんて、 安易に考えていた。

この時までは。
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