嫌いなアイツとの恋愛のやり方
嫌い?Level6 〜看病〜
「ねぇ、五十嵐くんっていい人なのかな?」

昼下がりの心地よい日差しのもと、カフェのテラスでパスタを食べている優花の手が止まった。

「莉子、……まだそんなこと言ってたの?」

眉毛をハの字にしても可愛い顔面は何をしても可愛いまま。

「んー、なんかねぇ…… 悪い人じゃない気がしてきて」

「莉子みたいな人があんなクズに引っかかりやすいのよね〜 」

なんて、言われる始末。

「いい? 人は見た目だけじゃないのよ? 中身が大事なの。わかるでしょ?」

そう促されているのが優花だからなのか、そこはごもっともな意見だとは思うけど。
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