嫌いなアイツとの恋愛のやり方
どんなだったの? とは聞きいてみたい好奇心もあったのだけど。

またも優花に思い出させて嫌な気持ちにさせるのも、と雰囲気を察して聞かなかった。

「とりあえず、莉子!用心する事! わかった?」

「あは、ハハッ…… はい。」

圧倒され、もはや強制的に返事をした。

まぁ実際、お隣さんだけど顔を合わす事もないし職場でも会う事も少ない。

優花が心配することもない様な気もするが。

そんな事を考えながらも、残りのパスタを食べ終え午後からの仕事へと戻った。
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