同期のあいつと私の家族

負けました。

「よし、うどん出来るまで寝てろ。」


須佐は私の頭を撫でてキッチンの方へ向かって行った。

シーンと静かな部屋の中に1人。

なんか寂しいな。

風邪のせいもあるのかいつも思わないことを思ってしまう。

けれど思ったよりも体が怠くて、目を閉じればすぐに眠ってしまった。
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