同期のあいつと私の家族

「まだ時間いっぱいあるんだからご飯食べた後で遊ぼうね」

「うん!」

少し元気を取り戻し、かき氷を頬にいっぱいに入れて食べている沙羅。

ほんとかわいい子なんだから。

「ただいま~」

須佐にだっこされ満足したご様子で蒼空が帰ってきた。

「おかえり。蒼空楽しかったか?」

「うん!僕もたべりゅ!」

疾風と颯太の持っていたご飯に飛びつく蒼空。



「須佐、ありがとね。」

「いつものことだろ。」

< 85 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop