* switch *
暫く翔君とキスをした後 二人でリビングに向かうと…


赤い顔をした月都君がうるうるした瞳でお兄ちゃんを一心に見つめている?!

たけど その近くにいるお兄ちゃんは冷めた目で 月都君を見下ろしていてるという 空気が余りにも違う温度差がある。



「月夢、明日からは安心出来る生活だ。月都が上手くマスコミ関連の処理してくれるからな。良かったよ、話し合いがスムーズに済んで。」


クスッと黒い笑いのお兄ちゃんが怖すぎる…



「へぇ…月都、案外簡単なんだな。」



「煩いよ翔。月夢ちゃん、ねぇちょっといい?」



月夜君に呼ばれ 近付くとーー
チュッと唇にキス?!


//////やだ。やだ…



「お前…お仕置きするぞ。」



お兄ちゃんに腕を引っ張られたのは何故か私で。


唇に濃厚なキスをされている?
何で?どうしたらそうなるの?!訳がわからな過ぎる。



「おい、結弦。俺の目の前で、お前は…」


「仕方ないだろ?月夢にキスをする事が、今の月夜には拷問なんだから。」


「てか、お前顔がにやけ過ぎだろ?月夢から早く離れろよ。」



「チッ。翔ウザイ。少し位いいだろ?今だけ大好きな月夢を堪能させろよ。減らないだろが。」



翔君が慌てて私をお兄ちゃんから引き離す。ポスンと翔君に抱きしめられ、唇にはキス。



「消毒。何キスされてんだよ。例え兄でも男なんだから油断するな。」



男3人にキスのリレー。頭がついて行かない…。




「月夢がキスする相手は誰?」



///大好きな翔君だけに決まってる…
返事は翔君にキスをしたーーー





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