* switch *
ピンポ―ン。オートロックを解除して 暫くしたら翔君が帰って来た。

「着替え車に置いてたよ。これで明日の朝ゆっくり出来る。俺が側にいたら 月夢ちゃん淋しくないでしょ?」

翔君は何気なく言ってるかもしれないけど、 女子的にキュンポイントを押さえ過ぎてるよ…

「///うん翔君 昨日も今日もありがとう。そうか…私がひとりぼっちにならない様に 一緒にいてくれたんだ…。私 今日も翔君がいるから スゴく安心出来るよ…」

「///へぇ それは良かった」

「折角だから、今日も飲もうよ。冷蔵庫にお酒あったし、お兄ちゃんがいない間じゃないと、私も飲めないし、外で飲む練習出来ないから 家飲みで練習しなきゃ…」

クスクス…翔君が笑っている…

「月夢ちゃんって本当に俺…。まぁいいか…そうだな、飲もう飲もう。月夢ちゃん潰れたら 介抱してあげるよ。いっそ記憶がなくなっちゃうくらい飲んどく?」

「それ 一度言ってみたい。昨日の記憶がないってやつ…」

「じゃあ乾杯。これ飲みやすいから 月夢ちゃん飲んでみて…」

ジュースみたいな味のカクテルを飲んで すっかりKDKの事が 吹っ飛んでしまっていた…

ソファーで二人で飲んでいて、頭と体がフワフワしていて すごく楽しいし 気分がすごくいい…

翔君とお喋りしながら 私はずっと笑っていられる位に お酒を飲むと笑い上戸になる様だった…



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