* switch *
あれっ?私ちょっと 頭がぐるぐるしてる?待って…

「///翔君、何かねフワフワがぐるぐるに変わったみたい… ちょっと横になってもいい?」

「もぅ酔ったの、早くない?俺1人で飲むの寂しいから 月夢ちゃん 俺の膝で寝ててよ…」

えっそれって…考えている内に 翔君が私を横たえ 自分の膝に頭を乗せた。

「これなら 頭ぐるぐるしないでしょ?」

「///う、うん。しないかも…」

でも…これかなり恥ずかしいんだけど…翔君は 優しい目で 私を見て笑う…

「何?月夢ちゃん…お酒まだ飲み足りないの?」

「う~ん、お酒はもういいかな?お水飲みたい…」

「待って 持って来てあげるから、月夢ちゃんは そのまま寝ていて…」

翔君が冷蔵庫に行き ミネラルウォーターのペットボトルを持って来てくれた。キャップを開けて、私に渡さない?

あれ?翔君が飲んでる?喉乾いてたのかな?
じっと見ていたら、翔君がにっこり笑う…

///私の横に膝まずいて 少し顔を上げさせ、キスを…いや 水を口移しで飲ませている?

「もっとかな?」

またペットボトルで水を飲み 私に優しく口移しでゆっくり水が喉を通ってなくなる。

2回目の口移しは 水がなくなっても 口から唇が離れずに ずっとキスをされている。角度を変えて甘いキスをされるがままに…

私は目を閉じてキスをされていた…長いキスが終わり ゆっくり翔君を見つめた…


???見つめた先には、私が見た事もない赤い顔で 抱きしめられていたのが見えた…



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