* switch *
ガチャン…お兄ちゃんが部屋に入って来た…

「ただいま…おい、何で翔がいる?」

そりゃそうだ、不自然極まりない…

「お帰り。結弦早かったんだな…帰り明日じゃなかった?」

「ああそうなんだけど、月夢が寂しがってるかなと思って 巻きで仕事終わらせた。てか 早く帰って正解だよ。まさか翔が家に居るとは思ってなかったし…どういう事?」

「う~ん、月夢ちゃんがケーキを食べるの手伝ってと言うからお茶してた。その後は…結弦がいない間にお酒飲みたいと言うから 飲ませたら やっぱダウンした…」

「あいつ…月夢はどこ?」

「部屋で頭ぐるぐるするって言うから 寝かせているよ」

「あ~そうなんだ…ビックリさせんなよ…翔の事は信用してるんだからな…」

「お前 今日は遅いし うちに泊まれ。それからシャワー浴びて来いよ。俺は月夢の様子を見に行くから…」

「ああ助かる。じゃあ行って来る。」

着替えを持って バスルームに行く…鏡を見ると…大好きな彼の顔がある。

///私 翔君らしく話せてたかな?ドキドキといつもと違う鼓動な気がする。

でもシャワーって…いきなりハードルが高いミッションをしなければいけない状態に…

翔君の服を上から脱いでいく…たまにチラ見する上半身。逞しい身体だ…はぁ…目の毒。

スーツのパンツを脱いで ボクサーパンツの翔君を上から見る。どうしょうか?翔君 お兄ちゃんに怪しまれるから シャワーの為に私は裸になるけれど許してね…

大人の男の人の下半身を直視する勇気はなく
見ない様に バスルームに入る。

髪から洗い、身体と顔も何とか洗い終わり バスタオルで髪やら身体を拭く。

下着を履き スエットを下だけ履き 翔君らしく上半身は裸でリビングに向かう。本当は恥ずかしくて半端ない。上半身裸とか///

さっきの翔君が飲んでいたミネラルウォーターを飲む…あっ私翔君とキスしたんだ…

今さっきの事を思いだして恥ずかしい…

やばっ、まただ…どうしょう?男の人って大変だ…下半身が直ぐに連動するみたいだ。

また違うドキドキが ひっきりなしにやって来て 私はどうにかなりそうな気持ちと身体を持て余していた…



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