* switch *
朝早く出たものの、会社に行くには早すぎる。早朝から空いてるカフェに行き、時間を潰す。

それと翔君に連絡しなきゃ…

まだ少し時間が早いから 7時を過ぎたら LINEをしよう。翔君 話を聞いたら驚くかな?それか 翔君は知っていたりするのかな?

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定時になり、翔君と連絡がついた私はいそいそと帰る準備をする。

「朝倉、今日もデート?」

志木君は鋭い。

「何でわかるの?」

「う~ん、朝倉の顔で。」

「へっ顔で?そんなにいつもと違うの?」

「違う。顔が可愛い///」

「//////やだ…。」

「照れんな…彼氏幸せ者だな…」

「///もぅ志木君。恥ずかしいから止めて!」

「彼氏が羨ましい。俺ともデートしてよ。」

「志木君とデート?デートは無理だけど、ご飯はOKだよ…」

「///はぁ。何のお前…。でも行きたいから時間空いてる時に行こう。約束な…」

変な志木君。ご飯行くくらいで そんなに喜ばなくてもいいのに…

「あっ、お話ししてたら遅くなっちゃた。翔君待ってるって…。お先に。お疲れ様。」

「ああ お疲れ。また明日な…」

デートじゃないのに、デートだと思われてる私は かなり痛い子だけど、一度付いた嘘は 中々本当の事が言えず…ずっと嘘つきだ。


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