プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
さっきまであんなに暗い気持ちだったのに、放課後がくると私の気分は紅潮する


「ひなちゃん!」


教室の前でひらひら笑顔で手を振るのは…私の好きな人。


「矢吹くん!」


スクール鞄を手にすると、小走りで彼の方に向かう。


「帰ろっか?」


「うん♪」


私はこの瞬間が大好き。


クラスが違うから尚更、帰り道は
私にとって幸せな時間なんだ。
< 236 / 386 >

この作品をシェア

pagetop