プレイボーイ男子の溺愛方法〜早く俺を好きになってよ〜
「翔もほんとの恋、した方がいいんじゃねーか?」


「ほんとの恋もしたことない大也に言われたくない。」


もてないくせに


「なっ……!まあいい。保健室行ってくれば?」


「そうするわ。」


ーーーがたんっ。


俺は椅子から立ち上がった。


立ち上がると、また頭痛がした。


早く寝たい。


クラクラする……


ーーーガラッ。



「あれ?先生?いねーの?」


保健室の引き戸を開くと、先生は不在みたいだった。


じゃあ勝手に。
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