フードドラッグ
現実
あたしの頭の中の天秤は常に不安定だ。

片方の受け皿には

痩せたい。

華奢って言われたい。

もてたい。

美人になって皆から愛されたい、大切にされたい。

っていう自分の容姿に完璧を求めて、その上で皆から支持されたい願望が乗ってる。

もう1つの受け皿には、



食べる事への自分自身でもおぞましくなる様な執着心で溢れかえっている。

常にこの受け皿の重さは変化していて2つが釣り合う事は今まで1度も無かったんだけれど…。

1つハッキリ言える事は、食欲の受け皿の方が、重さで下に下がれば下がる程、あたしの心は、

太っていく事。

醜くなっていく事。

他人から支持されなくなる事。

あらゆる感情のストレスでメチャクチャになって
死にたいくらいの毎日が続いていくって事。

それは多分、死ぬまで変わらない。

そう言い切れる自分がいる。

あたしが何処かおかしいって事は自分でも理解してるつもりなんだけどね。

この、あたしにとってはどんな薬よりも恐ろしくて、依存性の高いフードドラックを手にいれてしまったあたしに幸せなんて来ると思う?


理解してるつもりだよ。
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