【短編】婚活ウォー!?ズ!!

蛙……?

ぼうっとした意識の中、鷹上さんの為に足を広げて誘う。

早く、来て。

早く私と結婚してと。

なのに、なんでだろう。

ベッドにしては背中が硬い。

「安心していいですよ。急性アルコール中毒ではないですね」
何の話をしているんだろうか。

「この人には、私からきつくお説教しておくので、どうぞ、リハに行かれてください」

え……?

視界がぐるぐるする。何、この展開?

待って鷹上さん、私、胸もFカップなんですよ。
リハに行く前に、ぜひ揉んで下さい。


「……蛙みたいに足を開き、牛のような乳を押しつける。貴方って……本当に残念な人ですね」

さっきから私に敵意を向けて発言してるこの人はなんだろう。


薬品の匂いがする。
ふわふわとする。


まだ意識が朦朧とする中、私は確かに感じた。

腕にちくりと小さな痛みが走ったのを。
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