【短編】婚活ウォー!?ズ!!

そう言えば、喉が痛いと思ってた。

さっき、ゲロって声も出したし。

「まあ良いでしょう。次に抱かれた人が運命の人ならば、魔法は解けますよ。私はそんなに強い魔法は使えませんので」

「……か、帰る」
「蛙?」

「蛙って言ってるの! 信じないんだから!」

「そうですか。でももし、その蛙みたいな声が悪化したら来てくださいね」

「分かったわよ!」

メモ帳に電話番号をかかれ、渡された。
魔法使いが電話番号を書くなんてありえない。

魔法で携帯に自動登録ぐらいできんだろうが!

「シ、信じてないから、婚活は続けますので」


「そうですか。でも鷹上さんは運命の相手ではないので、蛙になりますよ。彼にはパートナーがいます。二人で仲良く肛門科に通ってくるようなパートナーが」

「肛門科に?」

「知らないのはあなたみたいに頭の軽い、自分の幸せしか見ない馬鹿女だけです」

< 16 / 28 >

この作品をシェア

pagetop