華麗なる国王の囚われ花嫁~若き絶対君主の一途な愛~
――翌日、また王子からの贈り物が届いた。

派手なものを好まないと言ったからか、箱に入っていたのはとてもシンプルなネックレスだった。

しかしやっぱり私はそれを身に付けることができない。
昨日と同じようにそれを箱から出すことなく、そのまま仕舞った。

さらに、その日の夜も王子は部屋へとやってくる。

そして大した内容じゃない、たわいのない話を少ししては、『また明日』と告げて部屋を後にするのだった。

翌日も、そのまた次の日も。

部屋でふたりきりなのに、一切私には手を触れてこない。

ただ話をするだけ。
そして最後は安心したような優しい笑みを浮かべて、部屋を後にする。


いったいなにがしたいのだろう。

その疑問は、王子が部屋を訪れて3日経ったいつもの夜に、たまらず聞くこととなる。




「……なにが目的なのです?」


その問いに、王子はキョトンとした顔を浮かべた。

「目的とは?」

「毎日贈り物をして、夜は私の部屋にやってきて、なにをしたくてこんな真似を」

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