あべこべの世界
目が醒めた。
アラームはあと五分で鳴り出す。
そっか….やっぱり夢だったのだ。
わたしはまだ夢の余韻にひたりながら、安堵感を噛みしめた。
もう少し見ていたい夢のような気もするが、やっぱり現実がいい。
わたしはゆっくりとべットから起き上がってバスルームに向かった。
が、現実の世界に戻ったのはその日一日だけだった。
次の日はまたあべこべの世界になった。
それから世界はあべこべだったり、現実というか正常の世界に戻ったりが一日置きに繰り返されている。
たまに何かの気まぐれか間違いで、あべこべの世界が二日続いたり、またその逆だったりする。
でもわたしはもうすっかりそのことに慣れてしまった。
そして最近分かったことは、世界が変ると直美や健二のように人格が変わる人と、孝志や朝子さんのように変わらない人がいるということ。
世界がコロコロと変る日常は大変だけど、わたしはとても大切なものが分かるようになったのだからよしとしよう。
「さて、今日はどっちの世界かな?」
アラームはあと五分で鳴り出す。
そっか….やっぱり夢だったのだ。
わたしはまだ夢の余韻にひたりながら、安堵感を噛みしめた。
もう少し見ていたい夢のような気もするが、やっぱり現実がいい。
わたしはゆっくりとべットから起き上がってバスルームに向かった。
が、現実の世界に戻ったのはその日一日だけだった。
次の日はまたあべこべの世界になった。
それから世界はあべこべだったり、現実というか正常の世界に戻ったりが一日置きに繰り返されている。
たまに何かの気まぐれか間違いで、あべこべの世界が二日続いたり、またその逆だったりする。
でもわたしはもうすっかりそのことに慣れてしまった。
そして最近分かったことは、世界が変ると直美や健二のように人格が変わる人と、孝志や朝子さんのように変わらない人がいるということ。
世界がコロコロと変る日常は大変だけど、わたしはとても大切なものが分かるようになったのだからよしとしよう。
「さて、今日はどっちの世界かな?」


