彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
ジュンさんと二人でクエストをして、あっさり次のもクリア。

ボスもジュンさんがあっという間に倒しちゃって。

私はただ防御してただけっていう情けない状態で。



雪姫: モモちゃん今日はがんばるね~

*ゾロ: お、ほんとだ。もうすぐ60じゃん

フトモモ天使: はい!ジュンさんに手伝ってもらってるので^^

雪姫: ジュンちゃん優しい
( ´∀`)σσ

jun: モモがレベルあがったら戦力になる



あ、やっぱり。ですよねー。

今出来るクエストも全部終えちゃって60まではクエストがない状態。

だからあとは狩するしかないんだけど。



フトモモ天使: ジュンさんありがとうございました^^あとは60まで適当に狩りします

jun: ほい



今は十二時過ぎ。
もちろん今日はまだまだ頑張ります。

できたら60までいけばいいけど、そろそろいつもの寝る時間だからもしかしたら眠くなるかも?

普段は飲まないコーヒーだけど。眠くならないようにおまじない?っていうか。願掛け。

ブラックなんて飲めないから、マグカップにたっぷりのカフェオレをいれてPCの前に戻ると、もう一度気合を入れなおして狩りを始めた。


結局60になるまでにかかった時間は……



雪姫: モモちゃん眠くないの?

フトモモ天使: かなり眠いです(>_<)

雪姫: 頑張りすぎるといやになっちゃうからほどほどにね^^

フトモモ天使: はい!でも60になったので今日は終わりにします^^

雪姫: すごい頑張ったね~

フトモモ天使: ジュンさんのおかげです!

雪姫: だって?ジュンちゃん

jun: ん?頑張ったのはモモだろ?



あ。
なんかこのフレーズ。前も……



フトモモ天使: じゃあそろそろ今日は寝ますね~^^

雪姫: おつかれ~

jun: おやす



なんと三時です。
みなさん、まだこれからも続けるんでしょうか?

さっきジュンさんが言ってくれた言葉を頭の中で繰り返す。


『頑張ったのはモモだろ?』


仕事で褒められることもなくて、こうやって見ていてくれる人がいることは嬉しい。

普段はあまり口数の多くないジュンさんからのってことで、その価値は数段もあがる。

なんか、ジュンさんて優しいんだな。

そんな事を考えながら私は眠りについた。
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