俺様野郎とパシリなあたし





なのに、こういう時に限って、思い通りに行かないのはどうしてだろう?


「もう、なんなのよ~」


つっかえたジュースが中々出てこなくて、あたしの背中には冷や汗が流れる。


「ったく、どんくせえな」


蓮はあたしの肩に手を置くと、ジュースに手を伸ばした。


どんくせえな…って。


元はと言えば、蓮がジュースを取り出す前に次々買っちゃうから、こんなことになったんじゃん。


蓮の背中を見ながら、あたしはプクリと頬を膨らせた。




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