副社長には内緒☆番外編☆
「だって……一人で迫る方法を家で考えていたら、不安になっていてもたってもいられなくなって……。本当はもっと大人っぽい服で、完璧な化粧で迫りたかったんだけど……ごめんなさい」
最後の方の言葉がだんだん小さい声になった。
そうだ。もっとちゃんとした姿な時に抱かれたかった。
しゅんとした私に、
「バカだな。俺には十分すぎるほど魅力的だったよ。昨日の香織は。あんな顔を誰にも見せるなよ。香織からキスされて迫られて、完全に俺の理性ぶっとんだよ。だから……加減できなくてごめん。体大丈夫?」
いきなりの生々しい話に、また一気に顔が熱くなる。

「だ……大丈夫……」
それだけ言った私をいじわるな弘樹君の瞳が追いかける。

「そっか。大丈夫なんだ。よかった。じゃあ……」
そう言って、私の体を這いだした弘樹君の手を感じ私は慌てた。

「え?え?……あっ……」
「さんざん我慢した俺にご褒美をちょうだい」
悪戯っぽく笑った弘樹君に、私はぎゅっと抱きついた。

私の年上の攻略法は……成功かな?
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