君と、私の365日
清南病院まで、バイクで飛ばして10分で着いた。

壊れたバイクが、暗闇に佇む。


「このバイク、聖也のだ」


まさか。。


考えても考えても、嫌な考えしか浮かばない。


ぐちゃぐちゃになったバイクが、暗闇に飲まれてく。



嘘だ、聖也が死ぬわけない。


あいつは"生きてる"。
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