嘘つきなキミ(続編)
ーはやとー

あの日以来あいから笑顔が消えた。
それでも、時には笑ったりもする。

でもその笑顔はおれらが好きな...
こうへいが好きだった笑顔ではない。


2年たった今でもこうへいの写真を見て泣いている...


みゆき「あい...」

あい「ごめんね...いつまで経ってもこんなんじゃダメだよね...」


あいは、無理矢理笑った。
でも、俺らにはその笑顔を見る事が辛かった...。


はやと「さあーて!!さっさと写真決めよーぜ!!!」


俺は無理矢理空気を変えようとした。

そして、なるべくこうへいが写ってる写真を選んだ。


1時間程してようやく写真選びが終わった。


はやと「ぁあー疲れたー」

みゆき「本当写真多すぎーーー」

はやと「なあ、久しぶりにどっか寄ってから帰らねえ?」

みゆき「そーだね!!やっと受験も終わったしねえ!!!」

あい「せっかくだけど、ごめん...また今度いこ?今日は2人だけで、行って来て...?」

みゆき「そっかー、わかったよ!」

あい「本当にごめんね」


それともう一つ...
あの日以来あいは、俺らとあまり一緒に居なくなった...
いつも、何かしら理由を付けて1人で行動するようになった。

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