たとえ、涙が頬を濡らしても。





七塚 澪春…か。


会ったのか、吉と出るか凶と出るか…


もう、すぐ死ぬのに誰とも関わりたくねぇ。


なのに、久しぶりに誰かと話すとちょっとは楽しかった。



ふとポケットに手を入れると…



『ない…ッチ。ピック忘れたか』



あいつが持って…


いや。まさか。


まぁいいや。


明日も暇つぶしに行くか…


明日が無事に来てくれたら…な。




ー冬汰 side endー





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