セカンド・ラブをあなたと
「このままベッドに行ったら怒る?」
唇がずれて、耳元で囁かれた。普段からは想像できない艶っぽい声。

ドキッとした。

流されてない。この人と結ばれたいって心から思う。

「シャワーはしたい」
耳元で囁かれたお返しに、翔さんの首筋に唇を当てながら言ってみた。

ガバッと抱擁を解かれた。赤くなってる?

「目標3分、制限5分!」
人差し指を立てて指示が出る。照れ隠しかな、先生モード。
「時間厳守!風呂場、こっち!」
きびきびとお風呂場へ案内された。

そして1分後、
「やっぱりさっきの制限時間、なしでいいから。ゆっくり入って」
と、まだ脱衣場にいた私に廊下から声をかけてくる翔さん。

俺様彼氏にはなれない人。かわいくて、愛しい。
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