君を愛していいのは俺だけ
【お疲れ様。仁香は帰ったの? まだ外にいるんだ。佐久間と飲みに出てる】
そのあと続けて写真が送られてきて、一瞬にして鼓動が熱を持って跳ね上がった。
佐久間さんとグラスを合わせて乾杯している様子を、一緒にいる誰かが撮ってくれたもののようだ。
彼も楽しそうに微笑んでいて、いい時間を過ごしているんだと感じる。
でも、付き合っていた頃のようなやり取りに加えて、写真で彼の顔を見たら、今すぐに会いたくなってしまった。
【楽しそうですね! 私も行きたいです】
【おいでよ】
【邪魔してしまうと思うので、遠慮します】
【仁香らしい返事だな。気が向いたら、本当に来ていいよ。仕事増やすけどな】