【完】溺愛飛散注意報-貴方に溺れたい-
「どうした?」
「いえ…あの…さっき、知らない男の人に肩を触れて、それがなんとなくまだ気持ち悪くて…」
「………ふぅん?」
「…え?」
ぐい
私がそういい終わるか終わらないかの内に、せんぱいは私の肩を庇うようにして触れ、そのまま抱き締めてきた。
「!…せ、せんぱい…っ?」
「ムカつく」
「…な…?」
「俺以外に触られてんな。お前は俺のもんなんだから」
「~~~~~!?」
ぼそり、と耳元へ吹き付けるように呟かれて、体がびくりとした。
今日、今まであった事は全部ウソなんじゃないか…そう思うくらい目まぐるしい。
さっき大好きなKAZUに物凄い至近距離で逢えた事を忘れてしまいそうなくらい、色んな事があり過ぎて眩暈がしそうだ。