妖猫狐な私。
生きる希望


これは…もう歩くのは無理だな。


夜まで待って、またまわろう。




「おっばちゃーん!」




「あいよー!おや、歩君じゃねぇか!
どないしたんや?」


「あのさ…泊めて欲しいんだけど…いいかな?」
歩くのつかれた…

布団で寝たい。

おばちゃんに会いたかった。



「ええよ!
二階が空いてるさかいにあがっとり!」



マジか!これは嬉しいや!
でもさ…

「おばちゃん、俺ひとりで寝るの怖ぇんだ。

一緒に寝てくれねぇか?」




「私でよければ」


「ありがとう!!!!!!!!」





「2階の右側だよ」

おばちゃんはなんかお母みたいな温もりと、匂いがするんだよな〜…


でも、その前に…





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