同居相手はまさかの!?
そして、部署に着いた時、茉莉は自分のデスクに向かった。

俺も自分のデスクに座った。

茉莉と俺のデスクは、斜め前だ。

だから、お互い様子は見える。

茉莉はその時、コンペに向けての書類作成を行っていた。

俺は、パソコンを見ながらも、茉莉の方に視線を向けた。

その時、茉莉も俺と同じことをしていた。

そして俺達は思わず目が合った。

だけど茉莉はまた、俺から目を逸らした。

そしてその度に切ない目をしていた。

まるで…。

何か俺に対して申し訳ないとでも言いたそうな目だった。

だけど俺はその時、茉莉に話し掛ける事は出来なかった。

その時

「…小野田君…ちょっと良いかな…?」

「は、はい。」

茉莉は、本宮課長に呼ばれていた。

その時会話が聞こえた。


「…何でしょうか?」

「…さっき、君から受け取った書類なんだけど、
これ数字間違えてるよね?」

「…あ!」

課長に指摘され、書類を見ると数字が打ち間違っていたみたいだった。

「も、申し訳ございません!」

「いや…まあ誰でもミスはするし、仕方ないけど
小野田君がミスなんて珍しいね…?
どうかした?」

「…いえ。」

「あんまり、頑張りすぎないようにね…。」

「は、はい…。申し訳ございませんでした…。」

茉莉がミスをするなんて珍しい…。

やっぱり、今日の茉莉は様子がどことなくおかしかった。

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