同居相手はまさかの!?
【友也side】

俺は、あの家で過ごしていた。


何も変わらない日常…。


変わったのは、茉莉を好きになる


その気持ちだけが大きくなる


それだけだった。


だから俺は知らなかった。


俺の知らない所で、茉莉が俺の過去を全て知ってしまっていた事を…。


そして俺は、何も知らないまま、会社に向かっていた。


その時、向こうから茉莉の姿が見えた。


「…茉莉?」


そして俺は茉莉と目が合った。


「…おはようございます…」


「…おはようございます。」


そしてまるで、他人行儀の挨拶をまた交わした。


だけど、その時茉莉は俺の目を見てくれなかった。


…当たり前か。


俺…告白したしな…。


この時の俺は、そんな浅はかな考えしかなかった。


そして俺は、思わず


「小野…」


茉莉を呼び止めた。


だけど茉莉はすぐさまオフィスに向かった。


(…聞こえなかったとか?いや…違う。)


明らかに避けられている…。


そう実感した。
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