同居相手はまさかの!?
店員が去った後、菅原課長は置かれたケーキを交換した。


「え?」


「小野田はこっちだろ?」


「…どうして」


…知っていたなんて。


「部下の好きな物ぐらい把握してるからな。」


そう言ってニッコリ笑った。


「菅原課長…。ありがとうございます…。」


やっぱり菅原課長はすごいな…。


「それに俺にコーヒーは苦すぎる。」


そう言ってまたニッコリ笑った。


「あれ、でも…いつも休憩室でコーヒー…」


「良い大人が飲めないなんて恥ずかしいだろ…。
…練習してるんだよ。」


そう言って顔が赤くなっていた。


「…ふふっ。」


「あ、今ガキだと思ったろ?」


「いえ…。完璧な課長にも苦手な物あるんですね。」


「人間なにかしら苦手な物はあるよ。
カンペキな人なんてこの世にはいない。
大事なのはその後だ。
終わらせるのか、克服させるのか、
それは自分次第だからな。」


「…菅原課長。」


「話しすぎたな、そろそろ食べるか。」


「は、はい!」


そしてあたし達は話をしながらケーキを食べた。
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