同居相手はまさかの!?
第11話危険な愛の巣
そして、全ての告白タイムが終了しフィーリングタイムが終わった。


「では、終了致します!お疲れ様でしたー!」


(ああ…買収された気分だ。)


「では、鍵を受け取った方々はこちらにお集まり下さい。」


結局、あれから大半は帰り残ったのは葵とあたしを含め20組だった。


「はい、お待たせしました。これから皆さんには
こちらの車に乗って頂き、我が社が用意させて頂いた家までお送り致します。」


これから…。住むんだ…。藤堂君と…。


緊張で手が汗ばんできた。


「では、どうぞお乗り下さい。」


(ハ、ハイヤー!?)


まるでお嬢様になれた気分だ。


ってそうじゃない!


…あたしこれからどうなるのー!?
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