クールな部長とときめき社内恋愛
大丈夫?とみんなに心配されたけど、平気ですと言って笑いながら飲んでいた。だって、飲まないとやっていられないでしょう!
慎重に恋愛したいだけなのに、なんなのよー!
そうして気づいたら飲みすぎていて、お店を出るときには足元がふらついていた。
まったく、馬鹿だな……。
「友野さん、歩ける?」
皆と解散の挨拶をして駅に向かおうとしたわたしの腕を掴んで支えてくれたのは、藤麻さん。
酔ってフラフラしていて、気が緩んでいたのか見惚れてしまいそうになった。
「すみません、大丈夫です……」
「大丈夫じゃなさそうだけど?」
歩きだそうとしてよろけたわたしの腕を掴み直した藤麻さんは、再びしっかりと支えてくれた。小さく笑いかけてきた彼に、頬が熱くなる。
かっこよくてさりげなく優しい人って一番警戒しなければならないのに、胸の高鳴りがおさまらない。
「……藤麻さんって、優しいんですね。ネックレスを拾って持っていてくれたり、こうやって酔っ払いを支えてくれたり」
「そう? 普通だよ」
「第二営業課で活躍しているって聞いていたので、もっと厳しくて怖い人かと思っていました」
わたしはお酒のせいか饒舌になっていて、クスクス笑う藤麻さんに腕を掴まれたまま並んで歩きだす。ほわほわと、気持ちのいい感じだった。
「そっか。俺のこと、偉そうで性格悪そうって思っていたんだな」
「わたし、そこまで言っていませんからね!」
藤麻さんは冗談っぽく言っているのがわかったから、わたしも同じような調子で言葉を返した。
慎重に恋愛したいだけなのに、なんなのよー!
そうして気づいたら飲みすぎていて、お店を出るときには足元がふらついていた。
まったく、馬鹿だな……。
「友野さん、歩ける?」
皆と解散の挨拶をして駅に向かおうとしたわたしの腕を掴んで支えてくれたのは、藤麻さん。
酔ってフラフラしていて、気が緩んでいたのか見惚れてしまいそうになった。
「すみません、大丈夫です……」
「大丈夫じゃなさそうだけど?」
歩きだそうとしてよろけたわたしの腕を掴み直した藤麻さんは、再びしっかりと支えてくれた。小さく笑いかけてきた彼に、頬が熱くなる。
かっこよくてさりげなく優しい人って一番警戒しなければならないのに、胸の高鳴りがおさまらない。
「……藤麻さんって、優しいんですね。ネックレスを拾って持っていてくれたり、こうやって酔っ払いを支えてくれたり」
「そう? 普通だよ」
「第二営業課で活躍しているって聞いていたので、もっと厳しくて怖い人かと思っていました」
わたしはお酒のせいか饒舌になっていて、クスクス笑う藤麻さんに腕を掴まれたまま並んで歩きだす。ほわほわと、気持ちのいい感じだった。
「そっか。俺のこと、偉そうで性格悪そうって思っていたんだな」
「わたし、そこまで言っていませんからね!」
藤麻さんは冗談っぽく言っているのがわかったから、わたしも同じような調子で言葉を返した。