*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
*確信*
「もう~っ! 何やってんだ!?私っ!」


朝一番、シャワーブースでシャワー全開!

頭上から勢いよく生温い水を浴びながら壁に手を付き、怒りと情けなさ全開で声を上げる。

ここんとこずっと秋のブライダルシーズンでお疲れだったせいか、たった一杯のワインで酔いが回りいつの間にか食事中に寝てしまったそう。

そして朝目覚めると、ベッドサイドから先輩の爽やかな笑みに見下ろされ、最高の朝……と思いきや昨夜と同じく飛び起きるという始末。

先輩は、そんな私の髪を軽く整えながら、柔らかな笑みで挨拶してくれた。
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