最後の恋 〜 eternal love 〜
いつもなら、ここで「俺も」とか絶対言ってくれたりするのに彼は急に照れて困ったような顔を見せた。


「杏奈…」

「ん?」

「先生たちが困ってる…。」


その一言で、サーッと顔に縦線が入る…


慌てて先生たちに向き直った。


「す、すみませんでした……」


恥ずかしすぎて、シーツから目線を上げることが出来ない。


「いやいや、こちらこそお邪魔で申し訳ないです。」


と笑いながら申し訳なさそうに言われてしまった。


「本当に申し訳ありませんでした…。」


いつもならこんな失敗は絶対にしないのに、倒れたせいでまだ頭がぼんやりしているからだと無理やり自分を励ました。
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