俺だけのLovelyメイド
「東條、本当はこんな性格だから、友達少ないみたいなの‼
だから、可哀想だと思ったら仲良くしてあげて?」



笑いながらあたしが言うと、その途端クラスからドッと笑いが起きる。




「なっ、お前なぁ‼」




恥ずかしそうに頬を赤くした東條のほっぺたを軽くつつく。




「いーじゃん‼
あたしのおかげで、多分友達増えちゃうよ?」



隣で、笑わせてあげようかな、なんて。

東條の性格を、その全部を受け止めてあげようかな、なんて。


それだけで、いいと思う。





「あ、そうだ。
東條くんの本当の姿もみんなわかったことだし」




縁がそう言って、あたしに近付く。

クイクイと手招きをしてあたしを呼び寄せ、耳元に口を寄せて小さな声で言った。





「カップルコンテスト、出ない?」
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